現在、ノリの乗っている民泊業界ですが、廃業されるホストが意外と多く感じます。
話を聞いてみると、理由のほとんどが計画の甘さです。
近隣住民との摩擦もそうですが、安易に部屋数を増やしてしまったことが決め手となったという話も。
部屋数を増やすと、それに比例して忙しくなる…という見込みは甘すぎます。
1件当たりの物件への管理が浅くなると、その他への管理も甘くなり。
徐々に手が、首が回らなくなる…。
運営に一回でも躓くと、それを修復するための労力と時間を費やす必要があります。
そのあたりの見通しをしっかりと付けることが、運営を拡大するための条件となります。
利用数に反比例してトラブルが増加するなど、民泊の現況は意外と複雑。 運営を拡大するための要点を押さえた上で実践しないと痛い目に合うかも?
運営数拡大の潮目とは?
運営数を拡大するには、そのリスクを想定するとともにタイミングを見極めることが大切です。
大前提として、まずは民泊運営における好不調の波をきちんと把握していること。
シーズナルパターンといった中長期的な流れだけでなく、あらゆる失敗を経験された上で「民泊運営の厳しさ」を理解してることが欠かせません。
要は「1~3年は少数物件での運営を経験する」ことがベターと私は思います。
そうすると安易な運営数拡大には手を出さないでしょうし、好不調のバイオリズムを計算した上でのタイミングも読めてくるはずです。
自身が持っている資金だけでなく、気力体力もしっかりと割り出した上で、次の一手を見据えましょう。