民泊は低コストで始められるという認識が広まっています。
特別な機材などを用意する他のビジネスに比べると低コストかもしれませんが、部屋代のみ…と考えるのは早計です。
確かに、すでに認可済みのお部屋をお持ちなら今日からでもスタートできます。
しかし、安定性をキープしつつ、ビジネスとして発展させていくには、ある程度の初期投資が必要です。
持ち家でなければ家賃はもちろん、家具・家電費用も意外と高くついたり…。
それに清掃費用などのランニングコストもかかってきます。
事前にしっかりと把握した上でプランを立てましょう。
民泊運営において最も費用が嵩むのは初期費用。部屋に広さを求めると敷金もそれなりに…
民泊開業前に必要な初期費用は?
高級家具・家電に手を出さないなら、民泊運営のおける最も高いコストは部屋の契約金になるでしょう。
近年ではオーナーの許可が得られた「民泊用賃貸物件」も登場しています。できるだけコストを抑えたい方はチェックしてみて下さい。
ここで賃貸における契約金額の目安をおさらいしましょう。
敷金・礼金・仲介手数料などの合計は、家賃✕5が大まかな基準。
それよりも価格が下回る物件は、築が古い、治安がわるい…などの理由が考えられます。
ご自身は気にしなくとも、お客を招く部屋として適してるとはいえません。
また、長期的な運営を計画する上で、強度・防音性もじっくりと注視すべきです。
初期投資は出し惜しみしない方が得策。後々にツケが回ってくると、運営に支障をきたすことにもなりかねません。