初期投資の中でも大きな出費となるのが家具家電。安物ばかりを揃えるとリピーター率にも影響が…

家具家電を揃えるのにかかる費用

民泊をスタートするにあたり、部屋を確保した次のステップとなるのが家具家電製品の手配です。
ベッド・テレビ・パソコン・エアコン・洗濯機…など、すべて揃えるとかなりの額に膨れ上がります。
ただ、ここで安易に安物に手を出すのは早計です。
すぐに壊れる商品だとすれば、修理代で結局高いコストを負担するハメになるのは容易に想像できます。
また、粗悪な家具家電を揃えていることが口コミサイトに投稿されると…。
これが運営にとって一番の打撃かもしれませんね。
予算が許す限り、良い品を取り揃える方が得策でしょう。

広いほど利益率はいいけど、高額な初期投資が難点。 副業感覚で気軽に始めるなら、1LDKも視野に入れて

間取りごとで変わる家具・家電を一式揃えるとかかる費用

民泊に必要な家具・家電の中でも、洗濯機・冷蔵庫のような白モノ家電は部屋のサイズにそれほど影響はされません。
一方、ベッド・テレビ・エアコンは、部屋に応じた数・サイズが求められます。
そのため、間取りによって初期投資額に大きな差が生じます。
一例を上げると…
1K
ベッド&布団3万円、洗濯機8万円、冷蔵庫13万円、テレビ(24型)13万円、エアコン8万円、PC10万円
その他、掃除機・電子レンジ・AV機器など計5万円
合計60万円
2LDK
ベッド&布団6万円、洗濯機8万円、冷蔵庫13万円、テレビ(42型)23万円、エアコン(2台)20万円、PC10万円
その他、掃除機・電子レンジ・AV機器などの計7万円
合計87万円
といった具合です。
これはあくまでも大まかな基準です。
布団を多めに用意したり、日当たりによっては乾燥機も必要になります。
大型家具・家電に関しては配送料も忘れてはなりません。
状況に適した計算方法で想定額を算出して下さい。

日本の家電製品は国によってはまだまだブランド物です。
民泊に置いている家電に期待される観光客も少なくないでしょう。
業者向けの家電販売店もありますので、複数の部屋を運営される予定であればチェックする価値は十分にあるかと思います。