運営が始まると、想定外の出費の多さに苦心することも。手持ち予算はできるだけ多めに用意しておくのが吉!

不定期にかかる経費

ランニングコストは事前に想定した費用から大きくは外れないと思われます。
しかし、運営を続けるうちに不定期で発生する出費が意外と多く、なかなか厄介です。
予想できる範囲では、家電・寝具といった設備の故障・修繕費といったところでしょう。
その他、稼働率が低下すればHPやチラシといったPRツールのテコ入れに費用を投入するケースも考えられます。
前述した出費はいずれも万単位という価格になりますが、安定的な運営を続けるには出し惜しみは禁物です。
「最悪のケース」を考えて経費を割り出し、予算に余裕を持たせることが大切です。

文化が異なる国の人を相手にするのだから 家具などの修繕費も想定しておくのがベター

トラブルの修繕費も想定して

民泊運営のおける経費で忘れてはならないのが部屋の修繕費です。
文化の異なる多国籍の人が利用するのが民泊。家具・家電が壊れたり、不具合を起こすケースは予想以上に多いといえます。
監視の行き届かない環境で仲間内で集まると、国籍に関係なく気が大きくなる傾向があるものです。
そこにお酒が入ってしまえば、物の扱い方はより乱雑になって壊してしまうケースも少なくありません。
この集団心理ともいえる環境は要注意。
壁・天井といった家屋のベース部分を破壊する事件に発展したことも過去にあります。
少しずつで構いませんので、トラブル発生のタネを見極める力も養っていきましょう。

民泊=低コストという認識のままでいると、いざというときに対応できず、運営が暗礁に乗り上げてしまうことも。
民泊運営ではイレギュラーなトラブルに要注意。
綿密かつ余裕を持った収支計画を立てましょう。