実際のところ、民泊ってどれぐらい稼げるの…?皆さんの一番の関心事?についてシミュレーション!

収益モデルの一例

他の様々な業種と比べると、民泊が低コストであることには違いありません。
しかし、管理が疎かになりだしたら要注意。節制も適当になってしまったり、一つのトラブルが別のトラブルを引き起こす…なんて悪循環に陥りがちです。
こうなると収益への悪影響は必至です。
特に、代行業者を頼らず、ご自身単独で運営されているホストは警戒すべき。
運営・管理の手を離したわずかなタイミングに浪費スイッチが入る傾向があるからです。
そのような点を気をつけた上で、実際にいくか稼げるかのシミュレーションをしてみましょう。

単純な手法ながらも疎かになりがちな収益の計算。 大まかな目安に+αの見込みを差し引きすると…

収益の計算方法の注意点

民泊の収益の計算方法に難しさはありません。
  • (1泊料金✕宿泊日数)+その他のサービス料金=売上
  • 売上-経費=収益
という単純な足し算引き算でOKです。
想定される経費は具体的な名目でピックアップしましょう。
代行費用などは売上のパーセンテージで計算する場合もありますので、計算の際は間違わないように要注意です。
また、宿泊料金を安易にサービスされる方も多いようですが、計算を誤らせるキッカケとなり得るため考えものです。
宿泊料金は1人〇〇円、2人〇〇円…と、対応するすべての人数ごとにきちんと設定しておいた方が無難です。

民泊の収益を考える上で間取りは重要なカギ。1LDK✕▲…と、単に掛け算にはなりません!

間取りごとの収益例

民泊の収益について、実際のシミュレーションを見てみましょう。
数字が小さいほうがわかりやすいと思いますので、額が控えな関西を例に挙げさせていただきます。

モデル=大阪市・中央区松屋町
1LDK/家賃10万円
収容人数5名 平均売上げ…22万3000円
2LDK/家賃15万1000円
収容人数8名 平均売上げ…37万4000円
3LDK/5万3000円
1収容人数…10名 平均売上げ…51万2000円
上記を見ていただいてもわかる通り、収容人数が広いほど利益は高まる傾向があります。
これは、単純にグループでの利用の割合が高いことに加え、カプセルホテルやビジネスホテルといったリーズナブルな宿泊施設の競合が少ないことが挙げられます。
とはいえ、1部屋の間取りでも十分に収益は確保できますので、気軽に始めたい方はこちらも視野に入れるとよいでしょう。

民泊が今後に期待できるビジネスモデルであることに違いはありませんが、ライバルが増える今後は節制による予算確保が重要になってくるでしょう。
シミュレーションはあくまで大まかな目安ととらえ、したたかな運営手法を常に模索することが肝心です。