と、その前に2つの事務手続きを済ませる必要があります。
まずは
- 行政への申請・許可
旅館業法における「簡易宿所」としての認可を受けるための申請です。 - airbnbのアカウント登録
決して制度で登録が定められているわけではありませんが、今後の競争力の高まりを考えると登録は「必須」と捉えるのがベターです。
ご自身が責任者であることを肝に命じ、条例・法律の順守を前提として営業しましょう。
民泊運営をスタートする準備が整えば、行政&代行業者への事務処理を抜かりなく!
民泊経営において、旅館業法で定める「簡易宿所」認可は必須。 いつか規制が緩くなるから…なんて甘いスタンスはNG!
民泊経営を合法的に始める場合、簡易宿所の認可は必須です。
合法的に…という言い回しをあえて使ったのは、それだけ無許可営業が蔓延している現状があるからです。
これは業界にとって大きなマイナスイメージ。
自分だけよければ…といった幼いスタンスは捨てて、社会人としての当たり前の作法を守りましょう。
認可を受けるには33平米以上の所有面積などの規定があります。
また、申請には旅館業営業許可申請書・建物の配置図・正面図および側面図・給排水設備図などの書類も必要です。
このあたりの条件をきちんとサーチして準備を済ませましょう。
なお、東京都大田区をはじめとした「民泊特区」とよばれる地域が増えつつあります。
地域によってルールの差異が予想されますので、こまめな情報収集も抜かり無く行ないましょう。
民泊を経営するならairbnbへの登録は、もはや大前提。 世界中に発信できる高いPR効果を利用しない手はない!
Airbnbとは旅行客と宿泊施設を持つ人(ホストと呼ばれる)を仲介するサイトで、いまや世界中に浸透しています。
このサイトに登録すると旅行客にも認知されやすくなるとともに、安心感を抱かせることができます。今後に民泊をスタートするなら登録は前提と考える方が得策でしょう。
登録方法は簡単です。まずはサイト内で無料会員登録を行ない、プロフィール&紹介文を記載します。そして、宿泊場所の料金を設定して間取りなどの詳細を紹介。
その後に予約リクエストを承認すれば完了です。
なお、この登録に顔写真とお部屋の写真が必要です。
お部屋の写真はバリエーションがあった方が好印象を与えられます。
普段からネットを触っていれば決して難しいことはありませんので、気軽にサイトを覗いてみて下さいね♪
前述した事務手続きをおざなりにしたまま、ダラダラと営業を続けられている方がとても多いと聞きます。
気楽に営業したいスタンスはわかりますが、トラブルが起きた際のリスクの高さを軽視していると思えます。
何らかのトラブルが起きると、代表者の氏名も情報とともに拡散される可能性は大です。
お金を得る以上はルールを守り、最低限の社会人意識は持ちあわせたいものです。